2018 CTA国際イノベーションスコアカードとその

概要

コンスーマーテクノロジーアソシエーション(CTA)は今年が初回となる国際イノベーションスコアカードにおいて、国の政策の中でもイノベーションを促す重大な分野を指摘し、自国の成長を阻害していたり世界的なイノベーションが最大の潜在力に達することを妨げている分野を明らかにします。

国際イノベーションスコアカードは38カ国の国々とEU(ヨーロッパ連合)を12の分類で評価します。全米50州を対象としてもう4年目となる米国でのイノベーションスコアカードと同様、国際イノベーションスコアカードは様々な重要な問題に関する各国の政策を測ります。各国政府がシェアリングエコノミー、自動運転車などの破壊的技術を歓迎しているか否か、どのような税制優遇措置がとられているか、どれだけ環境保護に力を入れているかという問いや、ブロードバンドの速度や価格といった問われ続ける重大な問題に関しても状況を把握することができます。

さらに私たちはアメリカ特有の視点から、米国を革新分野の世界的リーダーたらしめ、その指導的地位を維持し続ける上で必要不可欠と考える分野についても各国の政策を評価しました。それは、多様性、鍵となる年齢人口での男女の労働者バランス、国全体の人口における移民の割合、思想や表現の自由です。

2018年国際イノベーションスコアカードの全結果はこちら。

さて結果はどうだったでしょうか。

2018年国際イノベーションスコアカードのチャンピオンはフィンランド、英国、オーストラリア、米国、シンガポール、オランダ、カナダ、ポルトガル、チェコ共和国、オーストリア、デンマーク、ニュージーランドです。

さらに評価対象となった国々の中で、

多様性
最も多様性を持つ国はオーストラリア、カナダ、シンガポール、スウェーデンです。

自由
世界で最も個人的、政治的自由が確保されているのはカナダ、オランダ、フィンランド、スウェーデン、デンマーク、ポルトガルです。

ブロードバンド
平均的にインターネットの接続が最も速く価格が手頃な国は英国、フィンランド、韓国、スウェーデン、ドイツ、デンマーク、オーストリア、そしてオランダです。

人的資本
最も教育レベルの高い労働力を持つ国は、シンガポール、イスラエル、日本、カナダ、英国、ドイツ、スウェーデン、ニュージーランドです。

優遇税制
イノベーションに対して最も税制優遇措置をとっている国はシンガポール、中国、パナマ、チリ、アイルランド、カナダです。

研究開発投資
国内総生産に対し研究開発投資の比率が最も高いのはイスラエル、韓国、日本、スウェーデン、オーストリア、デンマーク、フィンランド、ドイツ、米国です。

起業家活動
最も高いレベルで起業活動が行われているのはオーストラリア、英国、ニュージーランド、米国、シンガポール、アイルランド、スウェーデンです。

ドローン
ドローン技術が最も盛んなのは、オーストラリア、フィンランド、ポルトガル、シンガポール、スウェーデンです。

ライドシェア
ライドシェアに関して最も寛容な政策をとっているのはフィンランド、パナマ、ペルー、ポーランド、ルワンダ、南アフリカ、メキシコです。

シェアリングエコノミー
短期的な民泊などのシェアリングエコノミーに関して最も良い枠組みが連邦政府によって作られているのはチリ、デンマーク、フィンランド、イスラエル、メキシコ、ナイジェリア、ペルー、ポルトガル、南アフリカです。

自動運転車
自動運転車に関する政策が最も進んでいる国は、オーストラリア、オーストリア、チェコ共和国、フランス、ドイツ、日本、オランダ、ニュージーランド、シンガポール、韓国、スペイン、スウェーデン、英国、米国です。

環境
水と空気が最もきれいな国はオーストラリア、カナダ、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、アイルランド、日本、オランダ、ニュージーランド、ポルトガル、スペイン、スウェーデン、英国、米国です。